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元・ロキノンクソガキ野郎が2007年に聴いてた曲


今からちょうど10年前の2007年。自分はロキノンにお熱の、よくいる17歳だった。当時はPCを所持してなかったので、貴重な情報源は高校入学から一冊も欠かさず毎号買ってたROCKIN'ON JAPAN。もう一つの情報源はFACTORYという、ロキノンバンドらがフジテレビのスタジオでライブをやり、その内"フル尺で2,3曲"流す深夜番組で、それをVHSで録画して何度も繰り返し観ていた。

そんなロキノンクソガキ野郎だった自分が、当時好んで聴いてた15曲を挙げてみます。多分に思い出補正有りですというか思い出話しかねぇ。ブログなんて自分語りの場だけどこのエントリーに関してはその側面がより一層強い。それでも、近い世代の人たちが懐かしんで頂けたらこれ幸いというわけで。


選出基準
・当然、JAPAN誌に出てたバンド(「もうクラクソンズ しか愛せない」とか洋楽は無しで)
・シングル、アルバムどちらかが2007年リリースの曲
・当時聴いてた実際曲のみ(アートの「Ghost of a Beautiful View」入れたかったけど当時はまだ聴いてなかった)


15. hare-brained unity - Orion

sp.nicovideo.jp


いきなりゼロ年代半ばの時代を感じざるを得ないバンド。確かBase Ball Bear好きならこれどう?って人に貸してもらったのがキッカケで知った。アルバムは甘ったるいくらいにポップだった記憶。4つ打ちギターロックが当たり前になって、10年代には「高速4つ打ち」なんて言葉が出るとはねぇ。(本当は「ソライロ」の方が好きだけど動画無かった... 何故かApple Musicに曲は無くてMVだけあるけど)


14. アジカン - アフターダーク

一応軽音楽部に入ってたのですが、新設校かつゴミ偏差値のため、部員はギターの自分と、高校で唯一親友と呼べるやつだったドラムの2人だけ。しかし両人ともド下手だったので、GIGSに載ってたタブ譜を参考にしても結局完奏出来ず。ロキノンロキノン言っときながらアジカンはそんな聴いてなかったのですが(『君繋ファイブエム』が衝撃過ぎてこれは滅多なことがない限り聴いてはいけないものだと判断した結果そのまま遠のいたっつーことだけど)、それでもこの曲は何度も聴いてたので自然と好きになった。しかし速いっすね...


13. capsule - SUGARLESS GiRL

Perfumeがドッカンドッカンいった後にQUICK JAPANとMARQUEE読んで中田ヤスタカの存在を知ったのですが、もう制作スピードが意味分からんすねこの人。

12. Base Ball Bear - 抱きしめたい

CDJ 06/07にて邦楽で初めて観たバンド。ロキノンというものを初めて意識させられたバンド。ライブハウス(今は亡きSHIBUYA-AX)というものに初めて行くキッカケになったバンド。と、このバンドが自分のリスナー体験にどのぐらい影響を及ぼしたか語り尽くせないですが(極力短くしたのがこの記事)、正直2nd『十七歳』には失望した。しかしこの曲に関してはちょっと別。1st『C』でギターロックをやり尽くしたと言う小出がagehasprings玉井健二をプロデューサーに迎え、次作でポップに寄る過渡期の曲である。しかもサビが無い(よね...?)まぁそれ故地味だけど。すげー地味だけど。リリース1ヶ月後に出た「ドラマチック」で完全に忘れさられたシングルだけど。

11. monobright - 未完成ライオット

FACTORYで観たバンド。ライブの鬼気迫る演奏にとにかく圧倒された。後にCDを購入したが、音源はあの域には達してないかな...というのが正直な感想。インディー時代から山崎洋一郎が直々にインタビュー担当して大プッシュしてたなぁ...

10. 髭 - 黒にそめろ

同じくFACTORYで観たバンド。拡声器でアジったりふざけながらも、画面越しでも確認できる程汗だくのマジで歌う様がインパクト大きかったなぁ。やっぱ焦燥感すよ10代には。ロキノン系には。それにしてもまさか後に関根詩織と結婚するなんて当時は思わなかったわけで...

9. ゆらゆら帝国 - 空洞です

そんで髭と同じ回のFACTORYで観て別方向でそれより更に上回る衝撃を受けた。焦燥感の次はこんなスカスカなんて、ねぇ。すげぇブッキングだったなぁ... でもアルバムは10代のロキノンボーイには理解出来なかった。笑 今は本当にとんでもなかったんだなと分かるんだけど。「ロキノンバンド」では決してないけどJAPAN誌に載ってたし(確かインタビュアー兵庫慎司だったっけ?)ランク入り。


8. 東京事変 - キラーチューン

確か「僕らの音楽」で聴いた、初めて彼女を認識した曲。椎名林檎って大学の軽音サークル入って嫌いになるアーティスト第1位だよな

7. サンボマスター - very special!!!

電車男で知ってはいたけど「世界はそれを〜」よりこっちの方が好き。またまたFACTORYで観たんですけど、曲、語り、体型から暑苦しいイメージしかなかったのが、これは一陣の風が吹くように涼しく感じる曲。ディスコでファンクですごくメロディがいいっすね。アルバム未だに聴けてないけど...

6. POLYSICS - YOU YOU YOU

(今や西武鉄道でしか見かけない)ケロロ軍曹のOPで知った曲。「CODE4」といい、すっごいおセンチな日本語詞ですよね。「NEU」のニューウェーブの初期衝動とハチャメチャっすね。(勢いが途切れて疲れてかなり雑な文になりつつある...)


5. チャットモンチー - 女子たちに明日はない

「シャングリラ」よりこっちの方が良いでしょう絶対!!!(親友と一緒に観た若若男女が最高だったんよ...)

4. BEAT CRUSADERS × ASPARAGUS - FAIRY TALL

ビークルでロックの類いを聴き始めたんですが、ヒダカトオルの憂いかかった声が好きのんですよ。メランコリックな曲にそれが乗れば泣くよそりゃ。

3. 凛として時雨 - nakano kill you

速い!ウルサイ!キンキン声!高校生が好きな要素詰め込みまくりでしょこれ。「knife vacation」も捨てがたいけど。


2. Perfume - ポリリズム

今でもハッキリ覚えてるんですけどこれを初めて聴いたのはニッポン放送東貴博の番組にリリースタイミングでゲスト出演したときだった(あの頃はバツラジ聞いて伊集院のJUNKかくりぃむしちゅーのANNがだったなぁ)。どうせ東MAXだしテキトーに聞き流してたのが、イントロで耳を奪われハッとして呆然としてる間に更にあのポリリズムポリリズムたる部分で何が起きたか分からなかった。次の日に学校でPCを使った授業があったから何者なのか調べようとしたけど、後ろの席の奴に自分の画面が丸見えだからアイドル調べてるのがすごく小っ恥ずかしくて、ブラウザを一瞬だけ開け確認してまた閉じる、ってのを繰り返してました。それと渋谷タワレコで行われたインストアライブ。軽く舐めててスタート3時間前に行ったけど整理券はもう無くなったとのこと。しょうがないからHM でシングル買って戻って来たら、何と普段はタワレコ店内で流してる曲を表示してるディスプレイで地下のイベントの中継が!もう今はそういうのはやってないし、タワレコ行ったのも渋谷行ったのもそれが初めてだったから当時は常に中継してたのか分からないけど、ありがたく観てました。


1. 9mm Parabellum Bullet - Discommunication

FACTORYで観てその熱量、焦燥感、ステージ上で暴れまくってる様に釘付けで、冗談抜きでビデオテープが擦り切れるほど何度も再生した。アルバムもずっとリピートしてたし、山崎洋一郎によるインタビューも隅から隅まで読んだ。品行方正なBase Ball Bearからロキノン系なるものを聴き始めたけど、自分にはこういうやかましいバンドが必要だったんだ。2人しかいない軽音楽部でも、スコア買って何とか形になってたので何度もアホなくらい演奏してた。アウトロで暴れまくってギターに血が付いても一緒にゲラゲラ笑ってた。それが高校で楽しかった本当に数少ない思い出だった。しかし、その親友は突然学校に来なくなり、野音のチケットと手紙を送ったけど、結局姿は見せず後日チケット代金と母親からの心配してくれてありがとうねという手紙が来たっきりだった... って1位なのにこんな終わりでいいのかっていうあれだけど。



結局、Base Ball Bearをきっかけにロキノンの扉を叩いて、9mmで発狂してたのが2007年の17歳だったと。あれこれもし2,3年前にその歳だったら完全に高速4つ打ちバンザイってなってるんじゃ...

10年前とは音楽の嗜好が変わっても結局はあの頃のロキノンを数パーセントは求めてるのかもしれない。(2016年のベストはそのうちやります、それかみんな忘れた頃に)

ともかく、翌年に唯一の親友を失くしたり、大学入っても居場所がなくてうずくまることしかできなくなることが後々起こってたことを考えると、人と初めてライブ(若若男女)行ったり17歳が人生最良の時だったんだなぁと。周りとは軋轢しかなかったけど。笑 お酒もタバコも買えなくていいから一生17歳でいたかったよ。