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ロックンロールは鳴り止まないっ原理主義者のサブスク観

未だApple Musicに登録してない自分がサブスクリプションサービスについて今更だけど私感を...

昨日の夜、駅前TSUTAYAさんで
僕はビートルズを借りた
セックスピストルズを借りた
「ロックンロール」というやつだ
しかし、何がいいんだか全然分かりません
do da turatura oh yeah! yeah! yeah!


夕暮れ時、部活の帰り道で
またもビートルズを聞いた
セックスピストルズを聞いた
何かが以前と違うんだ
MD取っても、イヤホン取っても
なんでだ全然鳴り止まねぇっ
do da doda tura tura oh yeah! yeah! yeah!

自分はの子の宅録音源が好きで(バンド・神聖かまってちゃんの音源ではないことは強調しときたい...!)、まぁ言わずと知れた代表曲に「ロックンロールは鳴り止まないっ」がある。彼らを一躍時代の寵児にさせた理由の一つは、この多くのリスナーがロック聴きたてだった頃の経験をズバリと言い表した詞だろう。そして自分にとってこの感覚は、音楽リスナー歴10年になった今もまだ強くある。

今までのリスナー経験上、どんなに名盤と言われるものでも初聴で好きだと完全に断言できるのはあまりなかった。洋楽だとその傾向は特に大きくて例えばアンビエントやドローンは展開の変化が乏しいとか、'90年代以前の非リマスター音源は現代っ子の耳で聴くと音が小さいなぁと感じちゃったり等、分かりづらさがあるから。もちろん最初からそれなりにいいなと思えるアルバムも少なくないけど。なので初聴時の印象は正直そんなに重要視してなく、だからこそネットや読書しながらでもいいから、繰り返し聴いて耳に馴染ませる修行みたいな行為が必要悪ながらも大事だという結論になった。

で、Apple Music等のサブスクサービス。いちばん危惧してるのは無数のカタログを容易にアクセスできるために、同じものを何度も聴かないで理解してないまま取っ替え引っ替えに再生しそうという点。趣味なんだから気のままに聴きゃいいじゃんと言われるかもしれないけど、趣味でも楽しむにはそれなりに苦労する必要があるんだぞってのはよく学習したので。と言っても何だかんだラクな方へラクな方へ流れていきそうなんだよなぁ。。。だから登録するのにまだ抵抗がある。

それともう一つ思う事は、「何でも聴ける状況だと結局何にも聴かなくなるんじゃないか」ということ。タナソーとゴッチの対談にもあったけど、YouTubeが既にそんな感じで「後で見る」に取り敢えず追加しても結局見なかったり、再生しても興味のピークが去った頃ということが多々ある。音楽聴くのに敷居が低くなればなんでもプラスに行くとは限らないんだなぁと。

ちなみに今自分は何でも聴けるApple Musicとは真逆の、敢えて入れられる曲数が少ない小容量のウォークマンを使ってる。理由は二つあって、一つは選択肢を減らして同じアルバムを繰り返し聴かざるを得ない状況に仕向けるように。つまり「ロックンロールは鳴り止まないっ」を体現するのが目的。もう一つはどのアルバムを入れてどれを切り捨てるか、イコール"主体的"に聴く音楽を選ぶためだ。以前は大容量のiPod classicを使っていたのだが、何も考えず入れられるだけ入れて結果ほとんど再生しないアルバムが多かった。まさに「何でも聴ける状況だと結局何にも聴かなくなる」な状態を反省したから。

とかまぁ御託を並べては来たけど、近いうちにApple Musicに登録するだろう。だって、Rival ConsolesとかViet Congとか聴きたいじゃん!なのでこの記事はApple Music登録前の宣言というか初心忘れるべからずという戒め、ということで。