読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

The 15 Best Albums of 2015 So Far



今年の上半期は上位4強でした。その中でも特にインパクトの強かった3776をベストに。厳密には去年末(12/28)のリリースでしたが、2014年の年間ベストを書いた後に出てどーーーしても入れたかったので勘弁してください(?)

全体的に洋楽少なかったなーと。去年の洋インディーロック離れからの地続きなんですが、どうも。それでも好みのローファイはイケると思ってたけどBest Coastの新譜にピンとこず。これはHappy Valley Rice Shower(a.k.a.たびけんさん)が前にツイートされてた至言なんですが、「洋楽に影響された邦楽バンドを聴きたい」ってことなんすかね。どうなんでしょ。

以下、私感やら史観やら。

1位の3776はXTC(プロデューサー氏は否定してたけど)張りの鋭角なギターと変拍子のアイドル、2位のGABIはOneohtrix Point Neverプロデュースでオペラ歌手でポストクラシカルの素養ありでと、両者共なんじゃそりゃと笑ってしまうほどエゲツなくて最高。3位のHVRSはドンピシャで自分好みの宅録ローファイシューゲ。4位のCICADAはジャズやR&Bを基調としたサウンドながらもポップに落とし込んだ曲群は、自分には門外漢のジャンルながらも聴き馴染みがとてもよく、まさにこういうのが聴きたかったというアルバムです。以上の4アクトを特に愛聴してました。

2013年のOPN、2014年のpattenを契機に電子音楽(なんて曖昧で便利な言葉だ!)に興味を持ち始めました。主な情報源は新宿タワレコ最上階のNew Ageコーナーや、国内でいちばん信頼してるレーベルのflau。そこでDawn of MIDI、Noah、Stefan Jos、Jasmine Guffondを知りました。エレクトロニカ〜ミニマル〜ドローン等(誰かこの辺りを一言で言い表せるワードつくってくれないかな...)は上で述べた洋楽ロック不感症気味にも関わらず、外タレでも容易くのめり込めたし寧ろ外タレの方が好みだったり(Noahだけは日本人だけど)。この違いは何なんだろうか。謎い。

各地で大絶賛のNOT WONK。シティポップの次はパンクが来るかもしれないというコラムもありました。個人的な観測でものを言えば、高速4つ打ちロキノン系に対するカウンターでシティポップが流行って、今度はその反動でパンクが来るのかなと解釈しました。だいぶ単純化し過ぎな気もするけど。それはまぁ置いといて、10年前にBEAT CRUSADERSでロックやパンクの類いを聴き始めた者としてはNOT WONKには少し懐かしさを感じたり。この辺はジワジワと来て来年辺りにドカーンと来るんでしょうか。

CICADA、入江陽のR&Bやヒップホップ等のブラックミュージックをJ-POPのフィルターに通した音楽の登場は、昨今のシティポップの流行りの枝分かれの様に感じました。謂わばポスト・シティポップ的な。下半期はLucky Tapesのデビューアルバムも出るし、この周辺は盛り上がりそう。あと、New Action!のコンピは2015年の象徴的な一枚だと断言できる(まだ聴けてないけど...)

アイドル。今や正統派ポップスはもちろん、ヒップホップやニューウェーブをやるグループも少なからず存在して多種多様なわけですし、乱暴に全てを「アイドル」ってジャンルで一括りにするのも考えものかなーっと思ったり。なんか楽曲派()みたいな考えですが。


反省点はせっかく去年の年ベスのpattenで興味持ったのに、電子音楽の中でもグリッチの類いを掘り下げられなかったこと。下半期はそこを意識しようかと。とはいえ未だceroも聴けてない状況なのでちゃんと目標達成できるのかな...


P.S. 今年上半期の出来事として、このTenkiameのステートメントは痛快だった。(もちろん曲もね。)